研究課題/領域番号 |
26284089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
谷口 眞子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70581833)
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研究分担者 |
小松 香織 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (10272121)
丸畠 宏太 敬和学園大学, 人文学部, 教授 (20202335)
柳澤 明 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50220182)
鈴木 直志 中央大学, 文学部, 教授 (90301613)
西願 広望 青山学院女子短期大学, その他部局等, 准教授 (00326521)
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連携研究者 |
吉澤 誠一郎 東京大学, 大学院人文社会系研究科, 准教授 (80272615)
佐々木 真 駒澤大学, 文学部, 教授 (70265966)
原田 敬一 佛教大学, 文学部, 教授 (70238179)
杉山 清彦 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (80379213)
須田 努 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 教授 (70468841)
趙景 達 千葉大学, 文学部, 教授 (70188499)
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研究協力者 |
西願 広望
松本 彰
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 軍隊 / 近代国家 / 名誉 / 忠誠 / 愛国心 / ナショナリズム / 軍事教育 / 軍事思想 |
研究成果の概要 |
本科研では、18~19世紀のいわゆる「近代移行期」を対象とし、日本、中国、オスマン帝国、ドイツ、フランスにおいて、軍事の担い手が帯びていたエトスの特徴を、政治・経済・軍事・近代思想などさまざまな分野で、直接的・間接的に影響を及ぼし合っていた地域相互の連関性を考慮しつつ、軍事史的観点から比較史的に考察した。名誉・忠誠・愛国心のエトスは、社会における身分・階層・階級と伝統的思考方法を基礎とし、新たな軍事技術と軍事編制の導入、軍事思想の理念や軍事教育の方法、軍人の徴募方法、宗教・民族によるアイデンティティ、「国家」意識やナショナリズムなどと、複雑に絡み合いながら形成されたことが明らかになった。
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自由記述の分野 |
人文学(日本近世史)
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