研究課題/領域番号 |
26284106
|
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
秋葉 淳 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (00375601)
|
研究分担者 |
林 佳世子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (30208615)
小笠原 弘幸 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (40542626)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | オスマン帝国史 / 近世史 / 18世紀 / エゴドキュメント / イスラーム史 / 史学史 / 女子教育 / 社会史 |
研究実績の概要 |
本年度は最終年度にあたり、本課題の共同研究の総まとめとして2017年7月に国際ワークショップ "Transformation of Ottoman Society during the Eighteenth Century" を東洋文庫にて開催した。米国からS・ハマーデ氏(ライス大学)、A・ヤイジュオール氏(スタンフォード大学)、ギリシアからS・ライウ氏(イオニア大学)、トルコから守田まどか氏(東京大学/コチ大学)を招聘し、研究代表者と合わせて5名がそれぞれ18世紀オスマン社会の変容に関する報告を行い、会場の聴衆とともに活発な議論を交わした。これと関連して、ハマーデ氏、ヤイジュオール氏それぞれの講演会及び、ハマーデ氏とライウ氏を討論者に迎えてのセミナーを開催した。同7月には国内研究会としてオスマン史研究会を開催した。 7月にブルガリア・ソフィアで開催された第14回オスマン社会経済史国際大会には研究代表者と分担者の小笠原氏が参加してそれぞれ研究報告を行うとともに、各国からの研究者との交流を行った。 研究代表者は本研究課題を基課題とする国際共同研究加速基金を獲得し、2017年9月よりハーヴァード大学に研究の場を移した。以後、本課題は国際共同研究と連動しながら進められた。11月にワシントンDCで開催された北米中東学会年次大会に参加し、オスマン帝国の「近世」をめぐるラウンドテーブルなどで議論に加わった。 2018年2月には本課題の総括となる研究会を九州大学で開催し、研究代表者による総括と今後の課題の報告のほか、連携研究者の澤井一彰氏による災害史に関する報告、ラウンドテーブルや史料購読を通じて研究成果の共有や若手研究者との研究交流を行った。個別の業績は別途記したが、全体としての成果はやはりワークショップを通じて18世紀オスマン帝国の変容についての理解を深められた点である。
|
現在までの達成度 (段落) |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
次年度使用額が生じた理由 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|
次年度使用額の使用計画 |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
|