研究課題/領域番号 |
26285024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
高橋 満彦 富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (10401796)
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研究分担者 |
田口 洋美 東北芸術工科大学, 芸術学部, 教授 (70405950)
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連携研究者 |
緒方 賢一 高知大学, 人文社会科学系, 教授 (00380296)
伊吾田 宏正 酪農学園大学, 農学生命科学部, 教授 (60515857)
早矢仕 有子 北海学園大学, 工学部, 教授 (40347729)
神山 智美 富山大学, 経済学部, 准教授 (00611617)
中村 只吾 富山大学, 人間発達科学部, 准教授 (40636370)
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研究協力者 |
畠山 武道 北海道大学, 名誉教授
上田 剛平 鳥獣連携センター, 取締役
草刈 秀紀 WWF Japan, 自然保護室
Charlton Guy C. オークランド工科大学, 法学部, 上級講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 環境政策 / 野生動物管理 / 生態系管理 / 狩猟 / 鳥獣保護管理法 / 土地所有権 / 野生動物法 / 天然資源 |
研究成果の概要 |
野生動物等の資源の保全管理のために、私的権利との関係の再検討が重要である。 特に土地所有権との間では、零細な土地所有が錯綜する山林で行う資源の保全管理行為が問題となる。狩猟者への調査では、鳥獣捕獲にも地主の承諾を必要と認識していないが、過疎化による村落的慣行の衰退と、山林所有者の不在化・不明化が状況を不透明にしている。成文法には「狩猟権」規定はないが、猟場の排他性や権利性は慣行として存在し、有害動物の捕獲を巡る狩猟の公共性を勘案すると、資源管理と土地所有権との整理が必要と結論した。 また、土地所有権に限らず、管理者、管理手法などの諸要素や対象資源への権利性に関しても法的考究が重要である。
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自由記述の分野 |
環境法、野生動物法、法社会学
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