研究課題/領域番号 |
26285031
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
福元 健太郎 学習院大学, 法学部, 教授 (50272414)
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研究分担者 |
前田 幸男 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (30347257)
飯田 健 同志社大学, 法学部, 教授 (50468873)
大村 華子 関西学院大学, 総合政策学部, 准教授 (90612383)
籠谷 公司 大阪経済大学, 経済学部, 准教授 (60723195)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 内閣支持率 / 事件 / 報道 / 時系列分析 |
研究成果の概要 |
我々は、国内外の政治的・経済的な出来事が内閣支持率に対して複雑な影響を与えることを明らかにした。この影響は、時期によって大きく異なることはなかった。また、韓国と北朝鮮に関する報道がそれらの国々に対する好き嫌いの度合いに影響すること、経済に関する報道が内閣支持率に影響することも明らかとなった。さらには、各個人が内閣を支持する確率は収斂することが明らかとなった。これは、内閣が存続すればするほど、情報が行き渡るためである。
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自由記述の分野 |
政治学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会の諸要因の中には政府支持に影響するものとそうでないものがあり、影響する場合であっても一定の条件を必要とすることが多い。こうした複雑な課題について、日本の事例について実験的手法を交えながら明らかにした。とりわけ、報道の影響は既存研究において十分に明らかにされてこなかった。研究成果は、選挙以外の平時においても、市民が政府に対して社会状況の変化を反映した形で意思表示できていることを示している。
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