研究課題/領域番号 |
26285090
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
根来 龍之 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (70189364)
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研究分担者 |
國領 二郎 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (00255580)
木村 誠 長野大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (40367420)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | プラットフォーム / エコシステム / ゲーム / レジリエント / ダイナミック・ケイパビリティ |
研究実績の概要 |
2014年度は、事例研究を行い、ゲーム産業について集中的に研究成果を発表した。 研究代表者の根来龍之は、British Colombia Universityで2015年3月に行われたPress Start Gaming Conferenceで、「The Japanese Game Industry from a Platform Perspective」と題した基調講演を行った。 研究分担者の木村誠は、以下の二つの論文を発表した。Makoto Kimura, "Effects for console game sales in Japan market", Asia Pacific Journal of Marketing and Logistics, Vol.27, Issue 1(pp.61-81), 2015年1月.木村誠「ゲームを核にした商品のウェブを提供する「ポケモン」ビジネス」歴史地理教育、No.819(pp.18-25)、2014年5月号. これらの成果は、本研究のテーマ「プラットフォーム論とエコシステム論を統合するレイヤー戦略論の展開」に、事例分析からプラットフォーム論とエコシステム論に迫るものである。 一方、研究分担者の國領二郎は、以下の二つの論文で社会デザインの観点から、プラットフォーム論とエコシステム論に迫った。 宮入寛太郎・國領二郎「変革のダイナミック・ケイパビリティの生成」、『政策情報学会誌』、Vol.8、No.1(pp.19-35)、2014年11月。櫻井美穂子、國領二郎「レジリエントな社会システムのデザイン思想」(pp.81-101)、公文俊平、大橋正和(編著)、『情報社会のソーシャルデザイン』、NTT出版、2014年12月。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初予定とおり、事例分析が進捗した。
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今後の研究の推進方策 |
次は、ソフトウェア産業について迫る予定である。 また、理論的にはレイヤー戦略論の基本構造を整理する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究用図書を継続的に整備するために次年度使用とした。
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次年度使用額の使用計画 |
次年度使用額の半額以上は、2015年度に使用する予定である。
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