研究課題/領域番号 |
26285090
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
根来 龍之 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 教授 (70189364)
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研究分担者 |
國領 二郎 慶應義塾大学, 総合政策学部(藤沢), 教授 (00255580)
木村 誠 長野大学, 企業情報学部, 准教授 (40367420)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | プラットフォーム / エコシステム / レイヤー構造 / シェアリング / ゲーム / ネットワーク効果 |
研究実績の概要 |
2017年度は、事例研究と概念整理を中心に行った。 研究代表者の根来龍之は、プラットフォームビジネスの理論について、『プラットフォームの教科書』(翔泳社)にまとめた。さらに、シェアリングビジネスの成功要因について、アンケート調査を基礎にした研究を行った。その成果は、「Trust-building Mechanism and Formation Factors in Sharing Economies」として、Strategic Management Society(October, 2017)で発表した。 研究分担者の木村誠は、ゲーム製品の普及プロセスをSDモデルで解析する研究を、査読付日本語論文と英語学会発表として公開した。前者は、「クロスサイドネットワーク効果の萎縮効果の類型化:コンシューマゲーム産業の2サイド市場モデルとシミュレーション」として『経営情報学会誌』に発表された。後者は、「Strategic use of tying of complementary data services: A case study of Pokemon」として、Replaying Japan 2017で発表された。 研究分担者の國領二郎は、シェアリングとHuman-IT Ecosystemについて理論的研究を進めた。前者は、「トレーサビリティとシェアリングエコノミーの進化」『研究・技術・計画』(Vol.32、No2)などで発表された。後者については、以下の英語学会発表を行った。Human-IT Ecosystem: A Nonhuman-centric approach to managing Artificial (Intelligence, Surveillance, Privacy, and Civil Society)など。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
国際学会や査読付論文誌の査読を順調に通過した。
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今後の研究の推進方策 |
来年度は、まとめの年として、「プラットフォーム」の理論とレイヤー構造化」の理論の融合を行う。 また、事例研究を査読付論文としてまとめることを目指す。
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