研究課題/領域番号 |
26285186
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
杉本 和弘 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 教授 (30397921)
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研究分担者 |
鳥居 朋子 立命館大学, 教育開発推進機構, 教授 (10345861)
佐藤 万知 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (10534901)
高野 篤子 大正大学, 人間学部, 准教授 (30513048)
立石 慎治 国立教育政策研究所, 高等教育研究部, 研究員 (00598534)
猪股 歳之 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60436178)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 専門性開発 / ミドルマネジメント / 大学教育 / 内部質保証 |
研究実績の概要 |
平成28年度は、大学マネジメント人材育成研究会が2012年に実施した「大学の組織運営とマネジメント人材育成調査」のデータのうち「学科長・専攻長」のデータを用いて、学科長に代表されるミドルマネジメント人材の置かれた状況とそこで求められる役割に焦点を当て分析を行った。その結果は、日本高等教育学会第19回大会にて「高等教育機関におけるミドルマネジメント人材の特性と能力育成に向けての課題」として、日本教育社会学会第68回大会にて「高等教育機関におけるミドルマネジメント人材の能力構造」として発表した。 さらに、海外調査のうち平成27年度に実施できなかったマレーシア調査として、AKEPT(Higher Education Leadership Academy)に対する訪問調査を実施し、同機関の位置づけ、目的、提供プログラムの概要、研修の参観・参加者への聞き取りを行った。AKEPTは2008年にマレーシア政府によって設置され、政府レベルの高等教育戦略を達成するための支援組織として位置づけられており、マレーシア高等教育システムの質向上と変革を支援すべく、部局長・学科長のミドルマネジメント層から、学長・副学長のトップマネジメント層を対象に、受講者に応じた研修内容を開発・提供している。また、アカデミック・リーダーシップに関する基礎研究機能を有するCentre for Knowledge Circleも設置されている。こうした調査結果については、H29年度以降日本高等教育学会で発表していく予定である。 また、本研究の成果の一部を公表する機会として、H29年1月20日には、鳥居朋子教授(立命館大学代表の基盤研究(B))との共催で「高等教育における戦略的データ活用とリーダーシップ」と題して国際シンポジウムを開催した。同成果についてはシンポジウム内容をまとめ、H29年度に公表する予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額が生じた理由 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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次年度使用額の使用計画 |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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