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2015 年度 実績報告書

実践現場に即した集団における発達障害の定量的行動評価システムを構築する

研究課題

研究課題/領域番号 26285212
研究機関県立広島大学

研究代表者

島谷 康司  県立広島大学, 保健福祉学部, 准教授 (00433384)

研究分担者 島 圭介  横浜国立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50649754)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード行動評価 / 乳幼児 / 集団 / 発達障害
研究実績の概要

4台のビデオカメラを用いて複数の乳幼児の行動を計測し,計測画像に画像処理を施すことによって乳幼児に対してマーカーレスで乳幼児の行動特徴を抽出し,抽出した特徴量から乳幼児の行動をモデル化することで発達障害児等の行動を定量的に評価することを最終目標としている。
これまでに,プロトタイプのシステム構築が終了し,乳児を対象とした行動計測を行った。しかしながら,現場でのカメラセッティング等に時間を要し,計測が複雑であることから,これらの簡易化が必要であることが明らかとなった。また,それに伴うシステムの変更等も必要であることが分かった。
当初の予定よりは少し遅れはあるものの,来年度早々にはカメラが選定でき,それに伴うシステム一部修正を行ったのち,乳幼児の行動評価を再検証する。その後,乳幼児の行動のモデル化,現場での検証を行っていく予定としている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

乳幼児行動計測・解析をより簡易化するためのカメラ選定および設定方法の再検証を要したため。

今後の研究の推進方策

カメラ選定および設定方法を検証し,既存のシステムに反映させ,再度計測および解析を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

乳幼児行動計測のためのカメラ選定が遅れたため。

次年度使用額の使用計画

乳幼児行動計測のためのカメラの購入ならびに解析のための周辺機器の購入を予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 発達障害児への情報技術を使ったスポーツの有用性と期待2016

    • 著者名/発表者名
      島谷康司
    • 学会等名
      報処理学会アクセシビリティ研究会
    • 発表場所
      国立情報学研究所
    • 年月日
      2016-02-13 – 2016-02-13
    • 招待講演

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公開日: 2017-01-06  

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