研究課題
基盤研究(B)
大気圧窒素プラズマ合成のsp2化学結合ナノアモルファス水素含有層状窒化炭素(na-g-C3N4Hx)を出発試料とし40万気圧での高温処理により得られるsp3化学結合斜方昌3次元的結晶C2N2(CH2)(ダイヤモンドの58%の体積弾性率258GPa)の合成温度下限が2000Kであることを示した。ナノアモルファスは反応性に富んでおり体積弾性率352GPaのレニウムと高圧高温下で反応させてRe3Cの世界初合成ができた。Re3Nが合成されたあと減圧時にNとCの置換が起きたのではないかと推測している。Re3Cの体積弾性率は388GPa(ダイヤモンドの86%)で、弾性率増加はC‐Reの結合の導入による。
高圧科学