研究課題/領域番号 |
26287045
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉田 斉 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (60400230)
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連携研究者 |
小川 泉 福井大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20294142)
岸本 忠史 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (90134808)
身内 賢太朗 神戸大学, 大学院理学研究科, 准教授 (80362440)
梅原 さおり 大阪大学, 核物理研究センター, 准教授 (10379282)
飯田 崇史 筑波大学, 数理物質系, 助教 (40722905)
中島 恭平 福井大学, 大学院工学研究科, 講師 (30722540)
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研究協力者 |
Kim Yong-Ham 韓国IBS研究所, 教授
鉄野 高之助 大阪大学, 大学院理学研究科, 大学院生
李 暁龍 大阪大学, 大学院理学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 二重ベータ崩壊 / ニュートリノ質量 / マヨラナニュートリノ / ボロメーター / シンチレーション検出器 / フッ化カルシウム結晶 |
研究成果の概要 |
本研究計画では、二重ベータ崩壊核の中で最もQ値が大きい、48Ca同位体を含む不活性フッ化カルシウムシンチレーション検出器を、10mK以下という極低温に冷却し、熱量検出器として利用することで、0νββ崩壊観測に大変重要な高エネルギー分解能検出器を開発する。熱量に加えてシンチレーション光を同時検出し、両者の信号強度を比較して、事象の粒子弁別を行う方法を開発した。 研究期間内に目標としていた、不活性フッ化カルシウム結晶を用いた蛍光熱量検出器の実現に世界で初めて成功した。この成果は将来的な48Ca同位体を用いた高感度、大規模ニュートリノ欠損二重ベータ崩壊研究への重要な一歩である。
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自由記述の分野 |
素粒子原子核実験
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