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2016 年度 研究成果報告書

Ca-Fe-As三元系における新規鉄系超伝導体の開発と転移温度上昇機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26287082
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅱ
研究機関岡山大学

研究代表者

野原 実  岡山大学, 異分野基礎科学研究所, 教授 (70272531)

連携研究者 工藤 一貴  岡山大学, 異分野基礎科学研究所, 准教授 (40361175)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード鉄系超伝導体 / 物質開発 / ヒ素の化学
研究成果の概要

112型鉄系超伝導体CaFeAs2の研究を進め,LaとSbのコドーピングにより超伝導転移温度が34 Kから47 Kに上昇することを明らかにした。さらに単結晶構造解析から, Sbは超伝導を担うFeAs層ではなく,層間にあるAsジグザグ鎖を置換することを突き止めた.また,Laドープによって反強磁性秩序が現れ,超伝導が消失することを明らかにした.イリジウム10-4-8型鉄系超伝導体においては,約100 Kにおける構造相転移を見出し,0.5 GPaの静水圧で構造相転移が抑制され,同時に16 Kの超伝導が消失することを明らかにした.またIr 5d軌道が電気伝導に寄与することを見出した。

自由記述の分野

固体物理

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公開日: 2018-03-22  

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