研究課題/領域番号 |
26287083
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
鈴木 孝至 広島大学, 先端物質科学研究科, 教授 (00192617)
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研究分担者 |
中村 文彦 久留米工業大学, 工学部, 教授 (40231477)
鬼丸 孝博 広島大学, 先端物質科学研究科, 准教授 (50444708)
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連携研究者 |
石井 勲 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 助教 (20444713)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 超音波分光 / バイブロニック / カイラル / 多極子 / 巨大振幅原子振動 / 強磁場 / 極低温 |
研究成果の概要 |
東北大学金属材料研究所との共同研究により,希釈冷凍機とハイブリッド磁石を組み合わせた極低温・定常強磁場弾性率測定システムを用いて,PrT2Zn20 (T=Ir, Rh)の弾性率C44における回転不変性効果及び異方性効果と(C11-C12)/2の回転不変性効果を測定した。両物質における新規磁場誘起相が出現する臨界磁場より低い磁場で測定した回転不変性効果とそれより高い磁場で測定した回転不変性効果には明らかな自発的差異が生じることを初めて見出した。これらの結果は,我々が提案する「新規バイブロニック状態の磁場印加によるカイラル対称性の破れ」に合致しており,本研究の目的を実験の側面から達成したと言える。
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自由記述の分野 |
低温物理学,固体物性,超音波物性
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