研究課題
高次sp3炭素アニオン活性種創製の基盤技術を利用して、還元的リチオ化により選択的にアニオンを一旦生成させ、脱離などの分解反応を抑え、直接各種求電子剤との反応に利用することできることを見出いた。さらに、一般に、カルバモイルリチウム種は、通常のマクロバッチ型反応器を用いてハロゲン化カルバモイルから発生させた場合には二量化反応が避けられないために、求電子剤との反応に利用することが困難である。 一方、マイクロミキサーとマイクロチューブリアクターから構成されるフローマイクロリアクターを用いることにより、親電子剤非共存下でカルバモイルリチウム種を発生させ、あとで加えた親電子剤と反応させられることを見出した。マイクロミキサーによる高速混合が二量化を抑えたものと推定される。さらに、本活性種を三成分カップリング反応の開発に展開した。官能基を有するケトアミドの合成が可能になった。
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 4件、 招待講演 10件) 備考 (1件)
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