研究成果の概要 |
19F NMRを用いて、生細胞内のヒトテロメアRNA構造の解明や、タンパク質およびリガント分子とどのような様式で相互作用するのかを明らかにした(Nucleic Acids Res. 45, 5501, 2017; Nature Protocols 13, 652, 2018)。また、いままで存在しないと考えられていた逆平行型のRNA四重鎖構造を世界に先駆けて発見した。さらに四重鎖構造を検出するための多機能グアニン誘導体を開発することに成功した。またクリック反応という新しい化学反応を利用することにより、細胞内のDNA-RNA hybrid四重鎖構造の解析やテロメアDNAの検出にも成功した。
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