誘電体バリア放電を利用した種々のリング型プラズマアクチュエータを開発した。漏れ流れ2次元モデルでは、風洞試験部に挿入した平板の先端隙間を調整することで、漏れ流れの強さを変化させた。先端形状の影響をPIV解析で評価した結果、先端面エッジ形状が漏れ流れの出入り口で対称の場合に漏れ流れ抑制効果が高いことがわかった。直線タービン翼列および環状タービン翼列先端漏れ流れの能動制御もシリコーン樹脂銅張板で試作したリング型プラズマアクチュエータにより実施した。タービン翼先端側およびハブ側の通過渦がReynolds数が低いほど減少することが明らかになった。
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