研究課題
基盤研究(B)
肝臓手術ナビゲータを製作し、手術室で利用できるかどうか評価した。まず、z-bufferと深度画像のマッチングより、仮想肝臓と実肝臓の位置・姿勢を合致させた。次に、無影灯2台が術部を照射する手術室で、前述のマッチング誤差を最小化する探索アルゴリズムを最急降下法から焼きなまし法に変更したり、遮光フィルタで無影灯を蓋ったりし、仮想肝臓が実肝臓を追従する誤差が1㎝以内になるようにした。さらに、前述のマッチング誤差を小さくするように仮想肝臓の形状を変化させるようにした。最後に、メス先が3脈管や癌組織に過度に接近したら、色彩・音声・振動で医師の注意を喚起し、次のメス動作を医師に提示する機能も付加した。
知能機械学・知能情報学