研究課題
基盤研究(B)
経済的及び環境的コストの低い塗布型有機太陽電池を実現するため,無修飾フラーレンと非ハロゲン系溶媒を用いる検討を行ってきた。1,2,4-トリメチルベンゼンを溶媒として作製したPTB7-Th:C70太陽電池において,1 sun 下で5%のパワー変換効率を得た。無修飾のC70を用いた素子は,C70-PCBMを用いた素子に比べてパワー変換効率が低いが,耐熱性という点において優れている。また,低照射光下ではパワー変換効率が上昇することも分かった。
有機エレクトロニクス