①DNA修飾していないマイクロビーズでは、電極間コンダクタンスは時間と共に低下するのに対し、DNA修飾したマイクロビーズでは増加することがわかった。これは、正の誘電泳動によってマイクロビーズが電極間に捕集されたためである。 ②大腸菌とイースト菌との混合懸濁液から抽出した大腸菌DNAをPCR増幅し、マイクロビーズ表面に結合させ、DEPIMで検出した結果、大腸菌を、24000 CFU/mlの検出感度で選択的に検出できることがわかった。豚肉と牛肉を混合した食肉サンプルから抽出した豚肉DNAを同様に検出した結果より、ターゲットとした豚DNAを提案手法によって選択的に検出できることがわかった。
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