研究課題/領域番号 |
26289208
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
岩田 三千子 摂南大学, 理工学部, 教授 (70288968)
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研究分担者 |
中村 芳樹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (30189071)
田中 直人 島根大学, 総合理工学部, 客員教授 (60248169)
鈴木 広隆 神戸大学, 工学研究科, 准教授 (60286630)
加藤 洋子 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 研究員 (10768625)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ユニバーサルデザイン / 視覚障害者 / 高齢者 / バリアフリー / 視認性 / 弱視者 / 節電 / LED |
研究成果の概要 |
東日本大震災直後およびそれ以後、電力需給に問題を抱える東北の各地、関東地方の自治体の関連部署、照明設備関係の企業、視覚障害者などに対して、節電と省エネに関連した照明環境上の問題点や整備状況についての調査を行った。それより、様々な問題点を抽出して分析し、問題点の改善と安心・安全で質の高い照明設計手法について考察した。さらに、実験室実験を企画して、ロービジョンの視認能力と照明条件の関係を定量的に取り扱った評価実験研究を企画して、照明設計の要件を明らかにした。また、節電をしながら視作業性にも配慮できる光環境デザインの事例を国内外で調査を行った。さらに、照明設計の現場でデザイン提案と監修も行った。
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自由記述の分野 |
建築環境工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者のみならず、多数の弱視者を被験者とした基礎的な研究は世界でも稀であり,その成果は,我が国のみならず国際的にも学術的価値が高く,社会的貢献度,実用的価値は計り知れない.今後,建築環境工学分野や建築計画分野,都市計画分野をはじめとして,広く社会に波及し,それぞれの分野の研究活動にも多大な影響を及ぼし,その効果が期待できるものである.建築環境工学分野の基礎的な研究成果が,ユニバーサルデザインやバリアフリーデザインの観点から、製品や環境のデザインに具現化することを自ら実践していることも社会的意義が大きい.
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