研究課題/領域番号 |
26289210
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
吉岡 陽介 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00361444)
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研究分担者 |
平沢 岳人 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30268578)
宗方 淳 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80323517)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 中心視 / 周辺視 / 空間把握 / 探索歩行 / ヘッドマウントディスプレイ |
研究実績の概要 |
平成27年度前半は、実験システムを装着した被験者に対して様々な視覚検査を実施し、この実験システムの基礎的な性能データを収集した。実験システムを装着した被験者に試験指標を提示し、実験システム装着時における、明るさや色、形状に対する応答精度を測定した。システムの運用に際して留意すべき事項を明確化し、必要に応じてプログラムの見直しやシステムの再アセンブルをおこない改善を試みた。 平成27年度後半より歩行実験を実施した。被験者は各回30人、制限する視野の部分の位置や大きさを調節しながら数回にわたって実験を実施した。迷路の中での被験者の歩行軌跡や注視特性(注視位置と注視時間)を抽出し、視野条件による変化を定量化し分析した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定していた通りに実験設備の拡充が完了し,被験者実験の遂行に移行できたため.
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今後の研究の推進方策 |
前年度実施した実験結果の分析に注力する.状況によっては実験用迷路の形状を変更するなどの実験を追加し、補足データを収集する.
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次年度使用額が生じた理由 |
購入予定であった視野映像提示用の大型ディスプレイについて,システムの仕様が次年度に更新されることが判明したため,27年度の購入を保留し次年度以降に最新版を導入することとした.
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次年度使用額の使用計画 |
視野映像提示用の大型ディスプレイについて,最新版を購入する.
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