研究課題/領域番号 |
26289219
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研究機関 | 西日本工業大学 |
研究代表者 |
岡田 知子 西日本工業大学, デザイン学部, 教授 (30258503)
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研究分担者 |
後藤 隆太郎 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00284612)
重村 力 神奈川大学, 工学部, 教授 (30116214)
月舘 敏栄 八戸工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50124897)
三笠 友洋 神奈川大学, 工学部, 助教 (50526407)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 都市計画・建築計画 / 復興計画 / 持続可能 / 地域再生 / 計画手法 |
研究実績の概要 |
■現地調査 東日本大震災被災地の調査:陸前高田市、大船渡市において以下の調査を7月21日~22日に実施した。岩手県大船渡市役所および陸前高田市役所において流出家屋が0戸であった沿岸部の集落について聞き取りを行い、該当集落において以下の現地確認と住民へのヒアリング調査を実施。①立地特性(浜と居住地の関係、距離、高低差など)②土地利用(特に浸水域の土地利用)③集落から海が見えるか確認、④集落の被害状況(防潮堤、番屋や作業小屋、祭司空間)⑤家から浜までの距離および交通手段と所要時間、⑥高台移転した時期、⑦生業とそのために必要な施設など。 過去の震災復興状況の比較調査:阪神淡路大震の災被災地である淡路市の豊島、郡家、仮屋の各地区において事業手法の違いによる地域再生の状況を確認し、豊島地区においては祭祀空間の復興状況について現地確認および住民への聞き取りを9月11日、12月20日に実施した。また、新潟県中越地震の被災地である長岡市、小千谷市において復興事業の方針の違いによる地域再生の現状確認を10月11日~13日に実施した。 ■現地視察調査(東日本大震災の被災地) 山元町において災害公営住宅の視察および住民への聞き取り、現地再建を望む住民との意見交換、集団移転地に隣接する地区の住民との意見交換を7月20日に実施した。ならびに東松島市において集団移転地の復興計画について市担当者から説明を受け、事業進捗状況についての視察を9月6日~7日、11月29日~30日に実施した。 ■研究打ち合わせ(3回実施)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
東日本大震災の被災地における復興事業の進捗状況が当初予定していた調査スケジュールとズレが生じているため。
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今後の研究の推進方策 |
復興事業の進捗状況を見ながら、調査スケジュールを組立直しながら調査研究を遂行する。
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次年度使用額が生じた理由 |
東日本大震災の被災地における復興事業の進捗状況が当初、考えていたスケジュールとズレが生じ、調査内容を変更したため。
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次年度使用額の使用計画 |
復興事業の進捗状況を見ながら順次調査を実施する。
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