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2017 年度 研究成果報告書

α鉄中のボロンの存在状態と拡散:第一原理計算と実験の統合によるアプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 26289231
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 金属物性・材料
研究機関大阪府立大学

研究代表者

沼倉 宏  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40189353)

研究分担者 仲村 龍介  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70396513)
連携研究者 関戸 信彰  東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (10462516)
永田 晋二  東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (40208012)
研究協力者 ソイシ マオウイア  
奥野 武志  
池田 健太郎  
濱名 桂佑  
北野 裕人  
石丸 学  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード格子欠陥 / 拡散 / 鉄鋼材料 / 計算材料科学 / 金属物性 / 状態図
研究成果の概要

第一原理計算によって,α鉄中に侵入型に固溶したB原子の応力誘起再配向による擬弾性緩和の単位濃度あたりの緩和強度はC原子とほぼ等しいこと,緩和の活性化エネルギーはC原子よりやや小さく0.67 eVであることを明らかにした.
イオンチャネリング実験では,鉄の粗大粒試料でチャネリング現象を観測し,Fe-B希薄合金中のBが (p, α) 核反応で検知できることを確かめた.拡散実験では二次イオン質量分析でBの濃度分布を測定する技術をほぼ確立できた.しかしこれらの実験の目的はまだ達成していない.力学緩和実験ではFe-B希薄合金で擬弾性緩和現象を観測したが,スヌーク緩和であるか否かは明確でない.

自由記述の分野

材料物性学

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公開日: 2019-03-29  

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