研究課題
基盤研究(B)
高容量でサイクル特性に優れる新規リチウムイオン電池負極の創製を検討した。新規負極は、活物質であるスズ層と集電体(活物質を固定する電極)をカーボンナノチューブで繋ぎ止める構造を持つ。本研究ではこの構造をめっき法により作製した。作製した負極構造は、カーボンナノチューブを用いない負極構造と比較して、明らかに優れたサイクル特性を示し、50サイクル後でも約500 mA h g-1(現行のグラファイトの約1.4倍)の容量を維持した。
電気化学