研究課題/領域番号 |
26290035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 熊本大学 (2015-2017) 東京大学 (2014) |
研究代表者 |
南 敬 熊本大学, 生命資源研究・支援センター, 教授 (00345141)
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連携研究者 |
神吉 康晴 東京大学, アイソトープ総合センター, 助教 (00534869)
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研究協力者 |
油谷 浩幸
山下 潤
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 血管内皮細胞 / 内皮分化 / ヒストンプロファイル / トランスクリプトーム / マスター転写因子 / 分化パイオニア因子 / エピゲノム制御 / ヒストンスイッチング |
研究成果の概要 |
VEGF刺激を受けた内皮細胞は、エピゲノム制御を交えた、分岐や動脈化など内皮多様性に繋がる活性化を引き起こす。一方未分化幹細胞では、終末分化した内皮細胞とは全く異なるエピゲノム制御を受けることが想定されている。そこで、我々はマウスES細胞から内皮分化系を確立し、その分化時におけるダイナミックな遺伝子発現とそれに伴うヒストンプロファイルを包括的に時系列を追って解析した。その結果、パイオニア因子 ETV2 に続き、分化マスター転写因子群は全てその制御領域上で内皮分化のタイミングに合わせ、抑制ヒストンから活性化ヒストンマークに動的にスイッチして、全ての内皮マーカーの発現を制御していることが示された。
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自由記述の分野 |
血管生物学
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