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2016 年度 研究成果報告書

CML幹細胞の未分化性を維持する幹細胞特異的Smad3リン酸化機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26290038
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍生物学
研究機関広島大学 (2015-2016)
金沢大学 (2014)

研究代表者

仲 一仁  広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (70372688)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード慢性骨髄性白血病 / CML幹細胞 / チロシンキナーゼ阻害剤抵抗性 / 再発 / Smad3 / p38 MAPK / マウスモデル / 非臨床試験
研究成果の概要

慢性骨髄性白血病(Chronic myelgenous leukemia; CML) 患者の生命予後はチロシンキナーゼ阻害剤 (TKI) の開発によって改善されたが,再発を克服するためCML幹細胞の治療が必要とされている.本研究ではCMLマウスモデルを用いてCML幹細胞の治療抵抗性メカニズムを解析した.その結果,幹細胞特異的なSmad3のSer208のリン酸化がCML幹細胞の自己複製能の維持に必須な役割を担うことを発見した.さらに,当該リン酸化はp38MAPKによって制御されており,CMLマウスモデルを用いた非臨床試験によってp38MAPK阻害剤を投与することで再発を軽減できることを証明した.

自由記述の分野

幹細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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