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2016 年度 研究成果報告書

KRas遺伝子、またはBRaf遺伝子変異癌細胞における薬剤抵抗性のシステム解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26290053
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 腫瘍治療学
研究機関大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設) (2016)
京都大学 (2014-2015)

研究代表者

青木 一洋  大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (80511427)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード内因的抵抗性 / FRETイメージング / 数理モデル / シミュレーション / KRas / BRaf / ERK / PI3K
研究成果の概要

本研究では、Ras-ERKシグナル伝達系の中のKRas遺伝子、もしくはBRaf遺伝子に変異が入った癌細胞におけるMEK阻害剤に対する抵抗性のメカニズムを解析した。その結果、BRaf変異癌細胞はMEK阻害剤を処理するとERK活性と細胞増殖が比例して減少するのに対し、KRas変異癌細胞はMEK阻害剤処理によりERK活性が減少するがmTOR経路を介して細胞増殖が維持されることが分かった。またKRas変異癌細胞はMEK阻害剤とPI3K阻害剤の併用が効果的であることも見出し、その分子メカニズムを実験と数理モデルにより明らかにした。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2018-03-22  

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