研究課題/領域番号 |
26290054
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 名古屋大学 (2016) 国立研究開発法人国立がん研究センター (2015) 大阪大学 (2014) |
研究代表者 |
西川 博嘉 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10444431)
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連携研究者 |
土岐 裕一郎 大阪大学, 大学院医学研究科, 教授 (20291445)
種村 篤 大阪大学, 大学院医学研究科, 助教 (50457016)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | がん / 免疫制御 / がん免疫療法 / 制御性T細胞 / エフェクターT細胞 |
研究成果の概要 |
自己に対する免疫応答を制御している制御性T細胞(Tregs)が、がん抗原に対する免疫応答を抑制している。Tregsがとりわけ自己由来のがん抗原特異的CD8+T細胞誘導に与える影響を解析した。Tregsは抗原提示細胞の共刺激シグナルを制御することで、がん抗原特異的CD8+T細胞を特徴的なフェノタイプを有する免疫不応答(アネルギー)状態に陥れることを示した。これらのがん抗原特異的CD8+T細胞の不応答状態は安定的であることから、効果的ながん免疫療法にはTregsの免疫抑制を克服した上でのがん抗原に対する免疫応答の活性化が極めて重要であると考えられた
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自由記述の分野 |
腫瘍学 免疫学
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