研究課題/領域番号 |
26290056
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
鵜殿 平一郎 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (50260659)
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研究分担者 |
榮川 伸吾 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (40635265)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 免疫疲弊 / CD8 T細胞 / アポトーシス / メトホルミン / 解糖系 / 酸化的リン酸化 |
研究成果の概要 |
2型糖尿病薬メトホルミンの服用により、発癌率・癌死亡率が低下するという報告があるが、そのメカニズムは不明であった。本研究では、メトホルミンの抗腫瘍効果が免疫、特にCD8T細胞(キラーT細胞)を介して行われることを明らかにした。通常、腫瘍内のキラーT細胞は疲弊し、その機能は消失している。メトホルミンはキラーT細胞の代謝、特に解糖系を高めて癌細胞を殺傷する機能を復活させることにより抗癌作用を付与していた。
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自由記述の分野 |
免疫学、腫瘍免疫学
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