研究成果の概要 |
がん細胞に免疫原性細胞死を惹起する抗DR5抗体の効果を高め副作用を軽減する新たな手法を開発した。また、種々の白血病細胞に直接的に細胞死を誘導する新たな抗体を樹立した。さらに、がんに対する免疫応答を増強する経路(CD137, CD27, Notch2など)及び、逆に抑制する経路(CTLA-4, PD-1, TIM-3, VISTA, TIGITなど)を明らかにし、それらに対する活性化抗体あるいは阻害抗体を用いて、標準的な抗がん剤や放射線あるいはがん細胞を標的とした抗体療法によって惹起されるがんに対する免疫応答の新たな増強法を開発した。
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