研究課題
基盤研究(B)
心臓の拍動や脳の活動に代表される生体の電気活動を発生させ制御する中心的な役割を担う電位依存性チャネルが膜電位を感知する仕組みを知ることを目的として行った。最小単位の電位依存性チャネルであるH+チャネルを対象に、膜電位センサーが膜電位を感知して動く様子、そしてチャネルが開くまでの分子の構造変化をダイナミックに解析し、電位依存性チャネルが膜電位を感じとるメカニズムを分子構造のレベルから明らかにした。
生理学