研究課題/領域番号 |
26291058
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物分子・生理科学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
伊藤 正樹 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (10242851)
|
研究分担者 |
町田 泰則 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80175596)
|
連携研究者 |
鈴木 孝征 中部大学, 応用生物学部, 講師 (50535797)
望田 啓子 (桑田 啓子) 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任助教 (70624352)
中道 範人 名古屋大学, トランスフォーマティブ生命分子研究所, 特任助教 (90513440)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | 細胞周期 / 細胞増殖 / 転写制御 / タンパク質分解 / RNA代謝 / 環境ストレス |
研究成果の概要 |
植物の器官発生や環境ストレスに応じた成長の調節には、器官を構成する細胞の細胞周期、とりわけG2/M期の進行を適切に制御することが重要である。シロイヌナズナにおけるG2/M期制御因子のタンパク質分解に関する研究から、植物には核内RNA代謝異常により駆動する新奇な細胞周期チェックポイントが存在している可能性が示唆された。また、G2/M期制御因子の遺伝子発現制御に中心的な働きをするMYB3R転写因子が、塩ストレス下での成長抑制に積極的な役割を担っていること、さらにMYB3Rが植物の成長ホルモンとして知られるジベレリンの作用を、信号伝達因子DELLAとの相互作用を通じて媒介している可能性が示唆された。
|
自由記述の分野 |
植物生理学
|