• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

アジア人における皮膚の機能的形質および細菌叢に関する遺伝人類学研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26291095
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 自然人類学
研究機関琉球大学

研究代表者

木村 亮介  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00453712)

研究分担者 大橋 順  東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80301141)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード細菌叢 / 皮膚 / 多様性 / ヒト / ゲノム
研究成果の概要

集団遺伝学的探索によって、アジア特異的に働いた強い自然選択の痕跡が、汗腺機能と関連があるABCC11およびEDARといった遺伝子の非同義変異に見出されている。本研究では、ABCC11とEDARを中心とした遺伝子型と皮膚形質および皮膚細菌叢の個体差との関連を明らかにすることを目的とする。結果として、両遺伝子のアジア型非同義変異が、顔面のポルフィリンの量と関連していることを示した。二つの変異の効果に相互作用がみられることから、これらの変異がアジアにおいて共進化してきたことが推測される。今後、機能的および集団遺伝学的側面の双方から、両者のエピスタシス効果をさらに解き明かしていく必要がある。

自由記述の分野

ゲノム人類学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi