研究課題/領域番号 |
26292093
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
光永 徹 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (20219679)
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研究分担者 |
清水 邦義 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20346836)
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研究協力者 |
山内 恒生 岐阜大学, 応用生物科学部, 助教
稲本 正 正プラス株式会社, 取締役社長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 樹木精油 / 自律神経活動 / テルペン類 / スギ / ヒノキ / ヒバ |
研究成果の概要 |
スギ材やヒノキ材から採取した精油がヒトに心理的な安らぎや生理的なリラックス効果をもたらすことは既に報告されている。しかし,科学的にどのような影響を与えるかについて検討した研究報告は多くない。本研究では,岐阜県産材のスギ材とヒノキ材の精油をラットに嗅がせた時の交感神経活動を測定し、特に揮発性の高い画分であるモノテルペンやセスキテルペン炭化水素群は交感神経を抑制し、副交感神経を活性化することが示された。本研究を通して、岐阜県産材のスギ材及びヒノキ材さらには青森ヒバ材の香気成分が人や動物に与える生理・心理効果を科学的に検証する事ができた。
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自由記述の分野 |
天然物利用化学
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