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2016 年度 研究成果報告書

細胞壁形成の日周性は細胞壁の「構造」と「性質」にどのように影響するのか

研究課題

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研究課題/領域番号 26292095
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 木質科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

吉田 正人  名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (30242845)

研究協力者 山下 真奈美  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード細胞壁構造 / 走査型プローブ顕微鏡 / セルロースミクロフィブリル / マトリックス
研究成果の概要

ナノオーダーで形状と性質を同時に観察できる走査型プローブ顕微鏡を用いて、樹木細胞壁を調べた。位相差の違いをもとに、細胞壁を構成する成分であるセルロースとその他の成分であるリグニン・セミセルロースを区別する手法を確立した。細胞壁中で、セルロースは集合体として存在し、横断面におけるそのサイズは中央値15nmから20nmであった。
繰り返し幅が約60nmの層状構造が細胞壁横断面に存在することを発見した。このナノ周期構造はセルロース集合体の複数層からなると思われる。細胞壁は日周性で形成されるため、このナノ周期構造との関係を追求していく必要性が示された。

自由記述の分野

木質細胞壁科学

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公開日: 2018-03-22  

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