研究課題
基盤研究(B)
真骨魚ゲノムには千を超える膜輸送体(輸送体、チャネル、ポンプ)がコードされている。それらの中にはエラ、腸、腎臓の上皮組織に発現し淡水や海水環境における浸透圧適応や体液ホメオスタシスを担う輸送体が含まれるが、in vitroにおける活性解析が詳細になされていないものが多い。本研究では、新骨魚類の淡水・海水適応に関わる重要なイオン輸送体の活性を電気生理学的な手法により明らかにすることで腎臓やエラの新たな分子機構を明らかにし、魚類生理学の教科書を正確に更新することを目指す。
魚類生理学