研究課題
基盤研究(B)
本研究では、炭化水素を生産する微細藻Botryococcus braunii(B.braunii)を海水添加培地で培養することにより、効率的な炭化水素生産プロセスを開発することを目的とした。海水を添加した培地で培養したB.brauniiは炭化水素回収性が向上し、コロニーが大型化した。その結果、これまで検討されてきた炭化水素生産プロセスと比較して、藻体の収穫・濃縮工程、藻体からの炭化水素回収工程での消費エネルギーが削減され、エネルギー収支が向上することが確認された。
農業工学