研究課題/領域番号 |
26292159
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大野 耕一 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (90294660)
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連携研究者 |
辻本 元 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (60163804)
金本 英之 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 特任助教 (70646728)
福島 建次郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 特任助教 (00724915)
坪井 誠也 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 特任助教 (20721963)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 犬種 / 慢性腸炎 / パターン認識受容体 / 腸内細菌叢 / リンパ球抗原レセプター遺伝子再構成 / 制御性T細胞 |
研究成果の概要 |
国内のミニチュア・ダックスフンド(MD)に好発する炎症性結直腸ポリープ(ICRP)を用いて粘膜免疫と腸内環境の異常について解析した。ICRPでは自然免疫に関与するパターン認識受容体(PRR)の発現や機能に異常があることがわかり、その中でもNOD2の一塩基多型が有意にICRPの発生と関連することが明らかとなった。またICRP症例犬は健常犬とは異なる細菌叢を有することも明らかとなった。 このほか犬の慢性腸症ではリンパ球抗原レセプター遺伝子再構成は小細胞性リンパ腫で陽性率が高くなること、およびFoxp3陽性の制御性T細胞数はIBDで減少、小細胞性リンパ腫で増加することなどを明らかにした。
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自由記述の分野 |
獣医内科学
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