研究課題/領域番号 |
26292188
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山口 淳二 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10183120)
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研究分担者 |
佐藤 長緒 北海道大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50609724)
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連携研究者 |
佐古 香織 独立行政法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (60722395)
前川 修吾 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特別研究員 (80711209)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ユビキチンリガーゼ / 栄養学 / 膜交通 / 蛋白質 / 植物 |
研究成果の概要 |
シロイヌナズナATL31は膜在型のユビキチンリガーゼであり,栄養素応答だけでなく防御応答にも関与する。ATL31の相互作用因SYP121は,うどんこ病菌の侵入を阻止するためのパピラと呼ばれる植物細胞壁形成の制御因子である。最終的にATL31がSYP121と共にパピラ形成による防御応答に関与することを明らかにした。一方,C/N栄養素応答の鍵制御因子として3種類のCIPKタンパク質を同定した。CIPKはATL31をリン酸化することで安定化し,これがC/N応答に関係する14-3-3タンパク質の分解を制御していることを明らかにした。これはリン酸化を介した栄養素シグナル伝達の新たな仕組みの発見である。
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自由記述の分野 |
農学
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