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2016 年度 研究成果報告書

脳内中枢時計を標的とした生体リズム調整薬の開発:現代型不眠症・生活習慣病への挑戦

研究課題

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研究課題/領域番号 26293013
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 生物系薬学
研究機関京都大学

研究代表者

土居 雅夫  京都大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (20432578)

連携研究者 岡村 均  京都大学, 大学院薬学研究科, 教授 (60158813)
Jean-Michel Fustin  京都大学, 大学院薬学研究科, 特定講師 (50711818)
小林 拓也  京都大学, 医学部, 准教授 (20311730)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードG蛋白質共役型受容体 / 体内時計 / オーファン受容体 / 視交叉上核
研究成果の概要

本研究では、生体リズム調整薬の開発に向けての第一歩として、生体リズムのペース調整を担う新規のオーファンG蛋白質共役型受容体Gpr176を同定した(Doi et al, Nat Commun 2016)。全身の多様な生理機能は24時間リズムとして規則正しく調律されるが、そのすべてを統率する時計の中枢が脳内の視交叉上核と呼ばれる神経核にある。Gpr176はSCNに局在し、Gzという特殊なG蛋白質を介してcAMPシグナルを抑制することがわかった。脳内中枢時計機構に存在するGpr176-Gz-cAMPシグナルを標的とした今後の創薬研究が期待される。

自由記述の分野

神経科学・内分泌学・時間生物学

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公開日: 2018-03-22  

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