研究課題/領域番号 |
26293020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
橋本 均 大阪大学, 薬学研究科, 教授 (30240849)
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研究分担者 |
早田 敦子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 助教 (70390812)
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連携研究者 |
橋本 亮太 大阪大学, 大学院連合小児発達学研究科, 准教授 (10370983)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | PACAP / 精神疾患 / 創薬 |
研究成果の概要 |
精神疾患は発症機構が依然不明であり、その解明への期待が高い。近年の研究で、PACAPが精神機能を調節し、精神疾患のリスクに関わる可能性が示唆されている。本研究は、同シグナルを標的とする創薬に向けた知見の集積を目的に、関連する主要な脳内及び細胞内情報伝達経路を解析した。その結果、PACAP欠損に伴う表現型へのNA系の関与、軸索伸長におけるBDNFとの関連、PACAP刺激によるβアレスチン2依存的な5-HT2A受容体の細胞内在化、受容体PAC1とβアレスチン2の会合と細胞内移行及びERKの活性化等が明らかになった。これらの知見や構築した各種アッセイ系が、今後の創薬研究に役立つことが期待される。
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自由記述の分野 |
神経薬理学
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