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2014 年度 実績報告書

概日リズムによる肥満予防の基盤解析

研究課題

研究課題/領域番号 26293048
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

小池 宣也  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00399685)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード体内時計 / 概日リズム
研究実績の概要

本研究は、摂食時間の違いによっておきる遺伝子発現、及びエピジェネティックな変化を解析し、最終的には摂食タイミングに起因する肥満形成と予防の分子メカニズムの解明を目指す。26年度は給餌タイミングと過体重形成の最適条件を検討決定した。また、給餌時間によって肝臓のBMAL1のクロマチン結合リズムが変化することがわかった。BMAL1は概日転写調節因子として肝臓では3千以上の遺伝子に結合しており、BMAL1結合量と遺伝子発現レベルとには相関がみられたことからも、肝臓の遺伝子発現ネットワークが大きく変わることが示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

現在のところ、ほぼ当初の予定通り研究計画が進行している。最終年度には当初期待した通りの成果を出せるものと考えている。

今後の研究の推進方策

大きな問題に直面している実験もないので、今後も予定通りトランスクリプトーム解析を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

次世代シーケンサーを使ったシーケンシングが高額で、コスト削減の為にも次年度にまとめて実施することとしたため。

次年度使用額の使用計画

シーケンスライブラリー作成とシーケンスランに必要な試薬消耗品代に使用する。

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公開日: 2016-06-01  

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