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2016 年度 研究成果報告書

成熟したiPS由来心筋細胞の樹立と創薬・医療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26293056
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 薬理学一般
研究機関国立医薬品食品衛生研究所

研究代表者

諫田 泰成  国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (70510387)

研究分担者 大島 英揮  名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (40378188)
連携研究者 黒川 洵子  静岡県立大学, 薬学部, 教授 (40396982)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードiPS細胞 / 心筋細胞 / 成熟化 / インシリコ / イオンチャネル / 安全性薬理
研究成果の概要

医薬品による心毒性は医薬品の市場撤退の主要な要因である。ヒトiPS細胞由来心筋細胞は、新たな心毒性評価法のツールとして期待される。本研究において、iPS心筋の最大拡張期電位が-50mV程度と浅く伝播速度も正常ヒト心筋の40%程度であったことから、iPS心筋は未成熟であることが示唆された。次に、パソコンによりiPS心筋のシミュレーションを行ったところ、iPS心筋は最大拡張期電位に関わるIK1チャネルの機能が低いと考えられた。実際、iPS心筋にIK1チャネル遺伝子を導入した結果、電気生理学的に成熟化が誘導された。以上の結果から、IK1による成熟化は医薬品の心毒性評価に応用できることが考えられる。

自由記述の分野

薬理学、幹細胞生物学、

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公開日: 2018-03-22  

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