研究課題/領域番号 |
26293103
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウイルス学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
村松 正道 金沢大学, 医学系, 教授 (20359813)
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連携研究者 |
喜多村 晃一 金沢大学, 医学系, 助教 (70378892)
若江 亨祥 金沢大学, 医学系, 助教 (70638303)
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研究協力者 |
小浦 美樹
島津 美幸
Que Lusheng
Li Yingfang
Mohiuddin Md
Liu Guangyan
Monjurul Ahasan
Wang Zhe
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | APOBEC3 / AID / virus / hypermutation / Hepatitis B virus / Papillomavirus |
研究成果の概要 |
本研究では、免疫系の効果分子APOBECとヒト腫瘍ウイルスの代表であるパピローマウイルス(HPV)やB型肝炎ウイルス(HBV)との関係性を調べた。その結果、APOBECはHPVの粒子形成プロセスに干渉し、感染性を低下させ、あるいはウイルスDNAに変異を作る事が明らかになった。またAPOBECがHBVのウイルスRNAを破壊する活性を持つ事がわかった。 これらの研究により、免疫系の持つHBVやHPVに対する感染防御力の一つにAPOBECという宿主酵素群が関与する可能性が浮上し、その機構の一旦が明らかになった。
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自由記述の分野 |
virus
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