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2017 年度 研究成果報告書

ウイルス由来非コードRNAのプロセシング制御による新規腫瘍溶解性ウイルスの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26293118
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 応用薬理学
研究機関大阪大学

研究代表者

櫻井 文教  大阪大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (70370939)

連携研究者 水口 裕之  大阪大学, 大学院薬学研究科, 教授 (50311387)
立花 雅史  大阪大学, 大学院薬学研究科, 特任准教授 (80513449)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードアデノウイルス / 非コードRNA / 腫瘍溶解性ウイルス / Dicer
研究成果の概要

アデノウイルス(Ad)は、そのゲノムに2種類の小分子非コードRNA(VA-RNA)をコードしている。VA-RNAはAd増殖を促進すること、Dicerによりプロセシングされ、miRNA様の小分子RNAを産生する。しかし、VA-RNAによるAdの増殖促進と、Dicerによるプロセシングの関係は不明である。そこで本研究では、DicerによるVA-RNAのプロセンシングがAd増殖に及ぼす影響について検討した。その結果、VA-RNAはDicerによってプロセシングされることでAdの増殖促進能を失うことを明らかにした。さらにその結果を基に、高い抗腫瘍効果を示す新規腫瘍溶解性Adを開発した。

自由記述の分野

遺伝子治療学

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公開日: 2019-03-29  

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