研究課題
基盤研究(B)
抗てんかん薬・双極性障害治療薬ラモトリギンは、重症薬疹であるスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)および中毒性表皮壊死症(TEN)の発症患者数が多いことが問題となっている。重症薬疹発症患者のHLAおよびゲノム網羅的な遺伝子解析を行い、既取得の日本人健康成人データを対照として関連解析を行ったところ、後者で多重性補正後も有意な多型を複数見いだした。今後、別群試料を用いて結果を検証する必要がある。一方、多重性補正後も有意なHLA型は見いだされていない。
医薬品安全性学