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2018 年度 研究成果報告書

精神,心理,社会的要因に焦点を当てたゲノムコホート研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26293143
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 疫学・予防医学
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

鈴木 貞夫  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (20226509)

研究分担者 西山 毅  名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (40571518)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2019-03-31
キーワード疫学 / コホート研究 / 分子疫学
研究成果の概要

精神,心理,社会的要因と人々の健康との関わりは明白ではない.その調査のため,ゲノム情報を加味したコホート研究を計画した.本研究はコホート集団を設定することを目的とした研究である.対象数を増やすため,質問票の内容を厳選し,レイアウトを工夫してA3裏表にまとめた.また,質問票をPDF化し,OCRで読み込むことにより,省力化されたシステムを構築した.また,既存コホートに協力を依頼し,当研究の質問票に回答してもらうことで,対象数を増やす試みを開始した.その結果,内部からの研究同意者は約12,000人,既存コホートからのデータ回収が約4,000人分集まり,合計約16,000人のデータベースが完成した.

自由記述の分野

疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

コホート研究は最もエビデンスが高い観察疫学研究であるが,研究期間がかかることと,大きい研究規模が必要なことから,実施が困難なデザインでもある.また,協力機関(主として検診機関)を探すのが困難なこと,ベースラインの情報量と研究参加者数とがトレードオフ関係にあること,リクルートにマンパワーが必要なこと,追跡のシステム整備が煩雑なこと,同意などの倫理的配慮が必要なことなど,新規のコホート研究を立ち上げるためにはクリアしなければならないハードルは多く,高い.今回,合計約15,000人のデータベースが完成したことは大きい成果であり,今後,このコホートを使用した独自研究が多数出てくることが期待される.

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公開日: 2020-03-30  

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