研究課題/領域番号 |
26293186
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
尾野 亘 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00359275)
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研究分担者 |
堀江 貴裕 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20565577)
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連携研究者 |
中邨 智之 関西医科大学, 薬理学, 教授 (20362527)
丸澤 宏之 京都大学, 大学院医学研究科, 准教授 (80324630)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | マイクロRNA / 動脈硬化 / 線維化 / ナノ粒子 / HDL-C |
研究成果の概要 |
我々は、これまでに循環器疾患を中心としたマイクロRNA (microRNA;miRNA; miR)の働きについて詳細に検討してきた。その結果、miR-33は進化の過程で、飢餓/低栄養の際のコレステロール不足に適応するための‘倹約遺伝子’、さらには外敵からの‘防御・修復因子’として重宝されてきた可能性があると考えられた。今回の我々の研究により、miR-33a/bは現在においてはむしろ不要の局面が多く、動脈硬化、慢性炎症、臓器線維化の原因にもなっていると考えられる。また、臓器特異的なmiRNAの制御法についてのデータも得たため、今後、miR-33a/bを標的とした治療法の開発が進むと考えられる。
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自由記述の分野 |
循環器内科学
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