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2016 年度 研究成果報告書

心臓リモデリングとその変容による心不全発症・進展の分子機構解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26293190
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 循環器内科学
研究機関熊本大学

研究代表者

尾池 雄一  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (90312321)

連携研究者 南野 徹  新潟大学, 医歯学系, 教授 (90328063)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード心不全 / ANGPTL2 / 心エネルギー代謝
研究成果の概要

心不全は健康長寿社会実現の大きな阻害要因であり、高齢社会の到来に伴いその患者数も増加していることから、効果的な新規治療戦略の開発が望まれている。我々は、加齢や高血圧などの圧負荷によるストレスによって心筋細胞におけるANGPTL2の発現が増加し、心筋細胞におけるカルシウム濃度調節機能と心筋エネルギー代謝機能の低下を引き起こすことで心不全の発症・進展を促進することを明らかにした。さらに、心筋に対する感染指向性を持つアデノ随伴ウイルスを用い、shRNAにより心筋細胞におけるANGPTL2の発現誘導を抑制する遺伝子治療が、心不全病態に対する新規治療法となることを明らかにした。

自由記述の分野

循環器病態学/分子遺伝学

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公開日: 2018-03-22  

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