研究課題/領域番号 |
26293226
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
渡邉 俊樹 聖マリアンナ医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30182934)
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研究分担者 |
内丸 薫 東京大学, 医科学研究所, 准教授 (60251203)
中野 和民 東京大学, 新領域創成科学研究科, 助教 (60549591)
矢持 忠徳 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任研究員 (80306844)
山岸 誠 東京大学, 新領域創成科学研究科, 特任助教 (90625261)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 血液腫瘍学 / ゲノム機能発現 |
研究成果の概要 |
成人T細胞白血病(ATL)、及びHTLV-1感染細胞の全遺伝子発現、エピゲノム、スプライシング、遺伝子翻訳の異常を網羅的且つ統合的に解析し、ATL細胞の複雑な成立過程の一端を明らかにした。HTLV-1感染初期に誘導されるエピゲノム異常を起点に遺伝子発現異常が起こり、さらにmRNAスプライシングの異常が蓄積していく様子を明らかにした。この遺伝子発現の量と質の変化は、NF-κB経路、Hedgehog経路、TAK1-p38経路などの活性化を引き起こし、ATL細胞の表現型を規定していることがわかった。さらに複数の治療標的候補分子を同定し、各種阻害剤の有効性と特異性に関する非臨床POCを取得した。
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自由記述の分野 |
ウイルス腫瘍学
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