研究課題
基盤研究(B)
感染症診断のための検査法は日々進歩しており、遺伝子検査をはじめとした迅速診断法は日常診療でも応用されるようになった。しかし、感染症が重症化しうる免疫不全患者ほどさまざまな原因微生物を想定する必要があるにもかかわらず、多くの感染症で「なにを、どのような患者に検査すべきか」という、検査の標準化が遅れている。本研究では、確定診断が困難でかつ重症化が問題となる「A. Clostridium difficile 関連腸炎を代表とした院内下痢症B. 免疫不全者の肺炎C. 侵襲性真菌症」において、遺伝子検査法を含む迅速診断法を用いた検査のアルゴリズムを作成した。
感染症